〜小麦について〜

小麦の話はあまり知らない人が意外に多い。自分は調べて知っているのであって、周りもおそらくわかっているだろうと言う決めつけは良くないと改めて思う。小麦は最近割とよく話題に上がっている。でも、よくはないと知っているけど一体何が悪いの?疑問に思う人も多い。

シンプルにわかりやすく言うと、出回っている小麦は品種改良をされて体に悪いグルテンが増えており、海外製の小麦だと小麦を育てるために大量の農薬と除草剤を使用している可能性があり、なお体に悪いと言うこと。

一応ですが、グルテンの作用の一部として

もっと食べたいという衝動が起きたり、小麦食品がもたらす食後血糖値の急上昇に、血糖値を下げようとして過剰分泌される、脂肪をためこむインスリンも発生する。

もっと知りたい方はぜひ検索してほしい。内容にビビること場違いなし。

海外の有名なテニスプレイヤーのジョコビッチ選手も小麦を推奨しない内容の本を出版されてたりする。私自身も小麦を控えて調子が良くなった経験があるし、周りでも不調な方に助言して調子が良くなったひともけっこういる。やっぱり実践してどれだけ実感できるかが大事なのでまずは1ヶ月、パスタ、ピザ、揚げ物、粉物のたこ焼きやお好み焼き、うどん、などの小麦製品を一度やめて見てほしい。実感できるはずだ。

ついでに小麦ともう一つ乳製品についても書いておきたい。海外では『GFCF(グルテンフリーカゼインフリー)』という言葉が流行ってきている。グルテンフリーはまだ馴染みはあるはずですが、カゼインフリーはなかなか聞かないと思う。これは乳製品のことを指していて、乳製品に含まれるたんぱく質のことである。

カゼインの作用

牛乳に含まれるタンパク質の約80%を占めるカゼインは、腸を傷つけます。 カゼインが未消化で腸に送り込まれ、腸に炎症を起こすことで腸粘膜のつながりが悪くなりバリアが破たんし腸に穴が開きます。 そして本来体内に入るべきでない物質が血液中に入り込んでしまいます。

これを聞いて、だから牛乳を飲むとお腹を壊す人がいたり、ゆるくなったりするんだなと私は思った。お腹を下すというのは体に悪いものを食べたり飲んだ時に体外へ吐き出そうとする大事な反応である。つまり吐き出そうとしているわけで、よくよく考えるとそんなものは体に言い訳がない!!
だから『GFCF(グルテンフリーカゼインフリー)』が海外で流行っているのも納得だ。人の体というものはものすごい賢くできていて、不調が起こると元に戻そうと恒常性(ホメオスタシス)が働く。こんなものは食べるな、飲むな!と体が反応してくれているのに、美味しいからと無理矢理飲んだり食べたりして体を酷使するのは遠慮したいと誰でも思うかと思う。もう少し体の反応の声をしっかり聞いて、日々の体調は食べたものでどう変わってるのだろう?という意識も必要だと思う。それが健康を保つ秘訣だし、世間一般的には食べてもいいとされているものでも自分の体に合わなければ、もう口に入れない!という判断基準もしっかり持って自分をもっと信じてほしい。

昔は食べ物を手に入れるのが難しい時代もあったが、現代は簡単に食べ物は手に入っても、それが口に入れても良いものか選ばなければなくなった。ぜひ自分の体の反応を信じて、少しづつ体の実感を通して健康を保つ努力をし続けてほしい。

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